新選組

新選組局長 近藤勇 誠を貫いた男の生涯を追う

幕末の動乱期、活躍した期間はわずか5年ほどだったにもかかわらず、未だに鮮烈な印象を与え続ける新選組。 最盛期には300名を超える隊士を抱えていた新選組のトップに立ち続けたのが近藤勇です。 農家出身の近藤が、なぜ新選組の局長となったのか、彼は何を目指していたのか。 今回は、近藤勇の生涯を追いながら、私なりに近藤勇という人...
戦国時代

戦国の梟雄 松永弾正久秀とはどんな人物だったのか 真の姿を探る

松永久秀と言えば、将軍を暗殺し、主君を欺き、大仏の首を落とし、最期は信長に責められて、名器とともに爆死した、まさに戦国時代の梟雄(残酷で荒々しいことや人物)としての印象があります。 私もずっとそのようなイメージを持っていたのですが、現在(2020年)放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』を見ているうちに、 松永久秀って、もし...
室町時代

足利義輝は剣の達人だった!非業の死を遂げた足利将軍の生涯とは?

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、向井理さんが演じる足利義輝。室町幕府13代目の将軍です。 と言っても、ピンとこない人が多いのでは? 室町幕府は、15代目の将軍足利義昭の時代に、織田信長によって終わることになりますが、義輝は義昭の1つ上の兄です。 教科書に出てくることもありませんので、あまり知られていませんが、...
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奈良時代

この人が祟らなければ今の京都はなかった⁉悲運の貴公子早良親王の生涯とは?

日本には、三大怨霊としておそれられた人々がいます。 平将門 菅原道真 崇徳天皇 しかし、この三人に勝るとも劣らないほど恐れられた人がいました。 それが、早良親王(さわらしんのう)です。 実は、早良親王の恐ろしい祟りがなければ、京に都は移されなかったのです。 ですので今の京都があるのは、早良親王のおかげだともいえるのです...
新選組

悲運でつながった2人の新選組隊士 河合耆三郎と沼尻小文吾とは?

幕末最強の剣客集団と言われる新選組。 彼らの強さは、鉄の掟・局中法度があったからだと考えられています。 違反すれば、すべて切腹という厳しい法度のもと、多くの隊士が無念の切腹を遂げています。 中でもよく知られている人物が、河合耆三郎かわいきさぶろうではないでしょうか。 今回は、河合耆三郎と彼の切腹によって運命が変わってし...
幕末~

幕末悲運の皇女和宮の生涯とは? 夫家茂や篤姫との関係やゆかりの京都を紹介

皇女和宮は、徳川幕府と朝廷との関係を強く結びつけるために14代将軍徳川家茂との政略結婚を強いられた女性です。 ドラマでは、堀北真希さんや安達祐実さんが演じていた和宮は、悲しげな表情が印象に残っています。 無理やり徳川家に降嫁(皇女が後続以外の男性に嫁ぐこと)させられた和宮ですが、夫の家茂とは仲が良かったと言われています...
平安時代

【光る君へ】藤原彰子の生涯 幼くして中宮となった平安の姫の幸せはどこに?

彰子は、平安時代最も権力を持った藤原道長の長女として生まれました。 まさに生まれながらのお姫様だった彰子は、わずか11歳で一条天皇のもとに嫁ぎます。 この時代では珍しいほどの長寿だった彰子は、夫や子の死に直面しながらも藤原一門を統率しました。 今回は、自らの意思とは離れたところで運命が決まっていった彰子の生涯をたどって...
新選組

新選組で一番強い男と言われた吉村寛一郎とは?真実の姿を探る

新選組隊士として隊務に励みながら、妻子に仕送りを続け、悲惨な最期を遂げた吉村寛一郎。 これは『壬生義士伝』の主人公・吉村寛一郎の姿です。 あまりにも素晴らしい小説だったため、吉村という人はこの小説に出てくるような人だと思い込んでいました。 ところが実際に調べてみると、あまりの違いにちょっとびっくり! ということで今日は...
平安時代

朝日将軍:木曽(源)義仲 友と戦い、友と散った生涯を追う

源平合戦の先陣を切った木曽義仲。 天性の戦上手と言われながら、最後は同じ源氏である頼朝の配下の軍に敗れました。 義仲はなぜ、天下を取れなかったのか。 なぜ頼朝と戦う羽目になったのか。 本当の義仲とはどんな人物だったのか。 今回は、悲運の武将・木曽義仲の生涯を追ってみたいと思います。 木曽(源)義仲の生い立ち 義仲は、源...
平安時代

在原業平の生涯とそのプレイボーイぶりとは? 業平が詠んだ和歌も紹介

平安時代のイケメンとして名高い在原業平。 人気の漫画「応天の門」は、菅原道真と怪事件を解決するバディとして色男の業平がとても魅力的に(個人の見解です!)描かれています。 でも実際の在原業平とはいったいどんな人物だったのでしょうか。本当にイケメンでモテモテだったのか、はたまた全く違った人物像なのか。 期待と不安を持ちなが...