新選組

新選組で一番強い男と言われた吉村寛一郎とは?真実の姿を探る

新選組隊士として隊務に励みながら、妻子に仕送りを続け、悲惨な最期を遂げた吉村寛一郎。 これは『壬生義士伝』の主人公・吉村寛一郎の姿です。 あまりにも素晴らしい小説だったため、吉村という人はこの小説に出てくるような人だと思い込んでいました。 ところが実際に調べてみると、あまりの違いにちょっとびっくり! ということで今日は...
平安時代

平安の恋多き女流歌人和泉式部は本当に魔性の女?それとも哀しき女性?

和泉式部は、紫式部・清少納言などと同時代に生きた女性です。 小倉百人一首の 「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」 (私はもうすぐ死んでしまうでしょうが、この世の最後の思い出にもう一度あの人に逢いたい) なんとも情熱的な恋の歌を歌った和泉式部は、次々と浮名を流し、モテモテの恋多き女流歌人...
平安時代

後白河天皇 平安から鎌倉へ生き抜いた天皇は意外と愛すべきの人物だった?

後白河天皇が即位したのは、平氏や源氏が台頭しつつあった平安末期です。 この時代、歴史上には、藤原貴族や武士たちがこれでもかというほど出てくるために、とってもややこしいのです。 誰と誰が味方で、敵か。 昨日は味方だったのに今日は?みたいな。 今まで避けてきたこの時代ですが、一念発起飛び込んでみると、なんだか結構面白い。 ...
新選組

新選組6番隊長井上源三郎 人情深い「源さん」は強い男でした

井上源三郎は、試衛館以来の新選組結成メンバーで6番隊長となった人物です。 人情深くて、隊士だけでなく、近所の人にも慕われていた「源さん」は、映像作品でも穏やかな人物として描かれています。 画面の中の源さんは、人はいいけど、剣術の腕はもう一つ。 でも本当は、違っていたのです! 今回は、井上源三郎の生涯を追いながら、微力な...
歴史人物

『べらぼう』蔦屋重三郎 江戸の出版王といわれた男のエネルギッシュな生涯

蔦重こと蔦屋重三郎は、2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公です。 江戸中後期を描く大河ドラマは、数十年ぶりだとか。 その上蔦重を横浜流星さんが演じるということで、すでにワクワクモードです! 今回は大河ドラマに先駆けて、有名な絵師や作家たちを世に送り出した蔦屋重三郎の生涯を紹介します。 蔦屋重三郎の略歴 寛延3年(...
新選組

新選組の歴史がわかる!結成から終焉までを一気に解説します(年表付き)

今回は、新選組が誕生してからの約5年間を中心として紹介します。 幕末に詳しくない方にもわかりやすく、興味深い逸話も織り交ぜつつ、いつものように私の独断と偏見も入った楽しい記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。 まず初めに新選組の主な歴史を年表で紹介し、後の章でそれぞれの出来事を詳しく解説しています。 新選組...
戦国時代

明智光秀の生涯とは?逸話から見る人物像と光秀ゆかりの京都も紹介!

2020年の大河ドラマは「麒麟がくる」明智光秀の登場です。 明智光秀と言えば、まず初めに思い浮かぶのは、「本能寺の変」ですね。 本能寺にいた主君織田信長を討った謀反人という印象が強い人物です。 でも大河ドラマの主人公に選ばれたことで、ひそかに明智光秀ブームも起こり、改めて明智光秀という人を見直してみようという人が増えて...
平安時代

在原業平の生涯とそのプレイボーイぶりとは? 業平が詠んだ和歌も紹介

平安時代のイケメンとして名高い在原業平。 人気の漫画「応天の門」は、菅原道真と怪事件を解決するバディとして色男の業平がとても魅力的に(個人の見解です!)描かれています。 でも実際の在原業平とはいったいどんな人物だったのでしょうか。本当にイケメンでモテモテだったのか、はたまた全く違った人物像なのか。 期待と不安を持ちなが...
新選組

新選組沖田総司 病に力尽きた剣の天才は何を思う

沖田総司は、剣の天才と言われながら、労咳に侵され新選組から離れ、一人亡くなった悲運の若者と言われています。 新選組ファンの中でも土方歳三と並んで人気のある隊士です。 ドラマや映画、小説やコミックなど多くの作品にも描かれている沖田総司ですが、実際の彼はどんな人物だったのでしょうか。 今回は、沖田総司についていつも通り妄想...
平安時代

閻魔大王の秘書?小野篁の生涯とあの冥府伝説を紹介!

小野篁(おののたかむら)は、平安初期に登場した超やり手の官僚で、詩歌に優れ、かつ不思議な逸話の多い人物です。 その活躍ぶりは、冥土の世界にも及んだといわれ、閻魔大王の側近として活躍していたというのです。 奇想天外な伝説を持つ小野篁とは、いったいどんな人だったのでしょう。 いつものように、その生涯とエピソードから探ってみ...