出来事・事件解説

伝説の悲恋 小野小町と深草の少将 「百夜通い」が切ない!

あなたは、百夜通い(ももよがよい)の伝説をごぞんじですか? 学校の授業で習うようなことではないため、なんとなく知っている程度のお話でしたが、ゆかりの地が結構近くにあることを知り、改めて調べてみました。 その結果… 小野小町の哀しさ、愛しさを感じています。 小野小町と深草少将、百夜通いの伝説とは? 平安時代の恋愛は、今の...
歴史人物

日本のシェイクスピアと呼ばれた近松門左衛門 生涯と主な作品を紹介

ネットや情報番組でセンセーショナルに取り上げられることの多い、有名人の不倫や不祥事。 他人事だけに、毎日の生活のちょっとした刺激になるからでしょう。 ある意味無責任な人の心は、昔から変わらないものだったのです。 江戸時代の初期から中期にかけてに活躍した近松門左衛門は、そんな人たちの心をわしづかみにした劇作家・脚本家でし...
新選組

新選組で一番強い男と言われた吉村寛一郎とは?真実の姿を探る

新選組隊士として隊務に励みながら、妻子に仕送りを続け、悲惨な最期を遂げた吉村寛一郎。 これは『壬生義士伝』の主人公・吉村寛一郎の姿です。 あまりにも素晴らしい小説だったため、吉村という人はこの小説に出てくるような人だと思い込んでいました。 ところが実際に調べてみると、あまりの違いにちょっとびっくり! ということで今日は...
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新選組

新選組最後の局長 相馬主計とはどんな人物?彼はなぜ切腹をしたのか?

徳川の時代が終わり、明治の新しい風が吹き始めた頃、元新選組隊士が人知れず切腹して果てました。 彼の名は、相馬主計(そうまかずえ)、新選組最後の局長です。 土方歳三に代わって新選組を任された相馬主計とは、どんな人物だったのでしょうか。そして、彼はなぜ切腹したのか。 今回は、相馬主計の生涯を追ってみたいと思います。 相馬主...
平安時代

朝日将軍:木曽(源)義仲 友と戦い、友と散った生涯を追う

源平合戦の先陣を切った木曽義仲。 天性の戦上手と言われながら、最後は同じ源氏である頼朝の配下の軍に敗れました。 義仲はなぜ、天下を取れなかったのか。 なぜ頼朝と戦う羽目になったのか。 本当の義仲とはどんな人物だったのか。 今回は、悲運の武将・木曽義仲の生涯を追ってみたいと思います。 木曽(源)義仲の生い立ち 義仲は、源...
室町時代

足利義輝は剣の達人だった!非業の死を遂げた足利将軍の生涯とは?

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、向井理さんが演じる足利義輝。室町幕府13代目の将軍です。 と言っても、ピンとこない人が多いのでは? 室町幕府は、15代目の将軍足利義昭の時代に、織田信長によって終わることになりますが、義輝は義昭の1つ上の兄です。 教科書に出てくることもありませんので、あまり知られていませんが、...
戦国時代

戦国の梟雄 松永弾正久秀とはどんな人物だったのか 真の姿を探る

松永久秀と言えば、将軍を暗殺し、主君を欺き、大仏の首を落とし、最期は信長に責められて、名器とともに爆死した、まさに戦国時代の梟雄(残酷で荒々しいことや人物)としての印象があります。 私もずっとそのようなイメージを持っていたのですが、現在(2020年)放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』を見ているうちに、 松永久秀って、もし...
新選組

新選組を探る! なぜ新選組は人を惹きつけるのか? 新選組の魅力は?

新選組は、江戸時代の終わり、幕末と言われた時代に京の都を舞台に活躍した浪士の集団です。 新選組が京の町に屯所を持っていたのは、1863年3月から1867年末までの5年足らずです。 新選組局長近藤勇が処刑され、一番隊長沖田総司が病死し、副長土方歳三が戦死する時までを入れても歴史に登場していたのはほんの6年ほどです。 その...
平安時代

菅原道真はなぜ怨霊に?なぜ天満宮に祀られたのか?その生涯を知りたい!

全国に多数ある天満宮。 その全てに菅原道真が祀られています。 でも、菅原道真が実際に平安の世に生きた人です。 なぜ人が神として祀られるようになったのでしょうか? それは、道真の悲運と悲嘆に暮れた最期が関係しています。 今日は、菅原道真の生涯を紹介しつつ、道真が天神様になった道なりをお話しします。 そろそろ北野天満宮の梅...
新選組

新選組6番隊長井上源三郎 人情深い「源さん」は強い男でした

井上源三郎は、試衛館以来の新選組結成メンバーで6番隊長となった人物です。 人情深くて、隊士だけでなく、近所の人にも慕われていた「源さん」は、映像作品でも穏やかな人物として描かれています。 画面の中の源さんは、人はいいけど、剣術の腕はもう一つ。 でも本当は、違っていたのです! 今回は、井上源三郎の生涯を追いながら、微力な...