新選組

新選組十番隊隊長原田左之助 「死に損ね左之助」の生きざまを紹介

今回紹介する新選組隊士は、十番隊隊長原田左之助です。 短気で荒っぽかった原田は、現在では土方ほどイケメンぶりが評判にはなっていないようですが、当時は結構有名だったようですよ。 原田左之助、いったいどんな人物なのでしょうか。 いつものように私見や妄想(?)を交えながら、紹介していきましょう。 左之助の生涯 原田左之助が生...
新選組

明治を生きた新選組隊士・中島登の『戦友姿絵』に込めた思いとは?

新選組の史料によく出てくる隊士たちの錦絵を描いたのが、今回紹介する中島登(のぼり)です。 新選組隊士として中島の名前が出てくるのは、大政奉還が行われた慶応4年(1867)10月頃ですが、実際はもっと早い時期から探索活動をしていたといわれています。 戊辰戦争後の謹慎期間中に描かれた『戦友姿絵』に、中島はどんな思いを込めた...
新選組

「鬼の副長」土方歳三の生涯 新選組の分裂と終焉を走りぬく

新選組は、騒乱の京を守るため、そしておのれの志を貫き通そうとした侍たちでした。 身分を問わず集まった男たちが、なぜあれほどまでに強くなったのか。 ともすれば、烏合の衆に成り下がるかもしれない新選組を「鬼」の顔で守り続けたのは、副長の土方歳三だったといわれています。 今回は、土方歳三の生涯、新選組の絶頂期から仲間たちの別...
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平安時代

源義経はなぜ頼朝に討たれたのか?伝説になった戦の天才

源平合戦で最も活躍した人物は?と聞かれたら、多くの人が「源義経」と答えるでしょう。 それほど有名で、素晴らしい戦いぶりを見せた義経は、なぜ兄の頼朝に討たれる羽目になったのか? あれだけの戦上手が、簡単に討たれてしまったのはなぜか? 今回は、今なお人気の高い源氏の貴公子・義経の生涯と伝説を紹介します。 大河ドラマ『鎌倉殿...
平安時代

後白河天皇 平安から鎌倉へ生き抜いた天皇は意外と愛すべきの人物だった?

後白河天皇が即位したのは、平氏や源氏が台頭しつつあった平安末期です。 この時代、歴史上には、藤原貴族や武士たちがこれでもかというほど出てくるために、とってもややこしいのです。 誰と誰が味方で、敵か。 昨日は味方だったのに今日は?みたいな。 今まで避けてきたこの時代ですが、一念発起飛び込んでみると、なんだか結構面白い。 ...
戦国時代

明智光秀の生涯とは?逸話から見る人物像と光秀ゆかりの京都も紹介!

2020年の大河ドラマは「麒麟がくる」明智光秀の登場です。 明智光秀と言えば、まず初めに思い浮かぶのは、「本能寺の変」ですね。 本能寺にいた主君織田信長を討った謀反人という印象が強い人物です。 でも大河ドラマの主人公に選ばれたことで、ひそかに明智光秀ブームも起こり、改めて明智光秀という人を見直してみようという人が増えて...
幕末~

幕末の隻腕美剣士伊庭八郎とは?土方歳三との意外な関係も?

幕末には多くの剣客が活躍し、散っていきました。 伊庭八郎(いばはちろう)もその一人です。 幕臣として戊辰戦争を戦い抜き、新選組土方歳三が戦死した翌日に亡くなっています。 今回は、伊庭八郎の生涯と剣客らしからぬ一面や新選組土方歳三との接点などについて紹介します。 幕末ファンはもちろん、イケメン好きのあなたにもきっと面白く...
歴史人物

『べらぼう』蔦屋重三郎 江戸の出版王といわれた男のエネルギッシュな生涯

蔦重こと蔦屋重三郎は、2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公です。 江戸中後期を描く大河ドラマは、数十年ぶりだとか。 その上蔦重を横浜流星さんが演じるということで、すでにワクワクモードです! 今回は大河ドラマに先駆けて、有名な絵師や作家たちを世に送り出した蔦屋重三郎の生涯を紹介します。 蔦屋重三郎の略歴 寛延3年(...
おすすめ作品

映画『燃えよ剣』殺陣の迫力と臨場感に感動!ネタバレ少々あります

コロナ禍により、封切りが遅れていた『燃えよ剣』がやっと公開されました。 長くなりすぎた首を元に戻すため、さっそく見に行ってきました。 今回はその感想をちらりとお話ししたいと思います。 真っ先にお伝えしたいのは 臨場感、迫力、そして映像の美しさ。 2時間をゆうに超える長さなのに、それを感じさせないテンポの良さ。 ネタバレ...
幕末~

第14代将軍徳川家茂 勝海舟も認めた家茂の儚き生涯

家茂の生い立ち、将軍になるまでの経緯、和宮との婚姻と夫婦仲についた、早すぎる死など、家茂の生涯をわかりやすく紹介するとともに、勝海舟らとの逸話から家茂の人柄を探ってみました。