平安時代

平安の恋多き女流歌人和泉式部は本当に魔性の女?それとも哀しき女性?

和泉式部は、紫式部・清少納言などと同時代に生きた女性です。 小倉百人一首の 「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」 (私はもうすぐ死んでしまうでしょうが、この世の最後の思い出にもう一度あの人に逢いたい) なんとも情熱的な恋の歌を歌った和泉式部は、次々と浮名を流し、モテモテの恋多き女流歌人...
新選組

新選組で一番強い男と言われた吉村寛一郎とは?真実の姿を探る

新選組隊士として隊務に励みながら、妻子に仕送りを続け、悲惨な最期を遂げた吉村寛一郎。 これは『壬生義士伝』の主人公・吉村寛一郎の姿です。 あまりにも素晴らしい小説だったため、吉村という人はこの小説に出てくるような人だと思い込んでいました。 ところが実際に調べてみると、あまりの違いにちょっとびっくり! ということで今日は...
新選組

新選組局長芹沢鴨 暗殺された「悪者」の素顔とは?

新選組の内部抗争の果てに暗殺された新選組局長芹沢鴨。 京の町を守る立場でありながら、数々の乱暴狼藉を働き、新選組の評判を落とす「悪」とされています。 ですが、本当にそうなのでしょうか? 今回は、芹沢鴨の生涯を振り返りながら、彼の素顔と暗殺された本当の理由を探ってみたいと思います。 芹沢鴨 上洛するまでの経歴 芹沢の生い...
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南北朝時代

天龍寺や苔寺を作った夢窓礎石ってどんな人物?京のちなみを紹介!

鎌倉時代から室町時代にかけて活躍した夢窓礎石は、僧でありながら多くの庭園を作り、日本文化に大きな影響を与えた人です。 京都観光には欠かせない嵐山にある天龍寺庭園や一面の苔が癒しを与えてくれる苔寺(西芳寺)庭園も夢窓礎石が設計したのです。 今回は、そんな京都の美しい景色を作りだしてくれた夢窓礎石を紹介します。 夢窓礎石の...
新選組

島田魁 新選組結成当初から最後まで義を貫いた武士の生涯

個性的(?)な新選組隊士が多い中で、巨漢で知られているのが、島田魁(かい・さきがけ)です。 島田は、新選組がまだ壬生浪士組と名乗っているときに入隊し、土方歳三とともに蝦夷函館まで北上し、土方亡きあとも最後まで旧幕府軍新選組として戦った人物です。 今回は、島田魁の生涯をその義に厚い人となりを見つめながら、お話ししたいと思...
歴史人物

鎌倉幕府を設立した源頼朝とはどんな人物だったのか? 政子との関係は?

武家政権を始めて作った源頼朝。 彼の人生は、まさに波乱万丈でした。 2度にわたる戦による運命の浮き沈み、そこから立ち上がり、結婚、戦の勝利、武家の棟梁へと駆け上がりながら、突然の謎の死。 学校では必ず学ぶほどの有名人でありながら、源頼朝がどんな人物だったのかを知っている人は少ないと思います。 今回は、源頼朝の生涯と逸話...
新選組

新選組・土方歳三が救ったのは市村鉄之助だけではなかった!箱館から帰ってきたもう1人の少年隊士

戊辰戦争の最終決戦となった箱館戦争。 新選組副長・土方歳三は、新政府軍総攻撃の前に、1人の少年を箱館から江戸の日野へ向かわせます。 まだ若い少年隊士・市村鉄之助です。 それは、市村の命を救うため、そして新選組が生きた証を残すための行動でした。 しかし、この時土方が箱館から逃がした少年隊士は、市村だけではなかったのです。...
幕末~

幕末悲運の皇女和宮の生涯とは? 夫家茂や篤姫との関係やゆかりの京都を紹介

皇女和宮は、徳川幕府と朝廷との関係を強く結びつけるために14代将軍徳川家茂との政略結婚を強いられた女性です。 ドラマでは、堀北真希さんや安達祐実さんが演じていた和宮は、悲しげな表情が印象に残っています。 無理やり徳川家に降嫁(皇女が後続以外の男性に嫁ぐこと)させられた和宮ですが、夫の家茂とは仲が良かったと言われています...
新選組

「鬼の副長」土方歳三 その真の姿とは? 新選組結成

幕末騒乱の京の都。 攘夷志士たちによる暗殺事件が頻発していた中で、京の町を警護しようと働いた新選組。 たった5年の活動期間だったにもかかわらず、今の私たちに鮮烈な印象を与えています。 今回は、土方歳三が新選組を作り上げ、幕末最強の武士集団に育てていくまでに注目したいと思います。 土方歳三は、個人的に思い入れが強すぎるた...
歴史人物

『べらぼう』蔦屋重三郎 江戸の出版王といわれた男のエネルギッシュな生涯

蔦重こと蔦屋重三郎は、2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公です。 江戸中後期を描く大河ドラマは、数十年ぶりだとか。 その上蔦重を横浜流星さんが演じるということで、すでにワクワクモードです! 今回は大河ドラマに先駆けて、有名な絵師や作家たちを世に送り出した蔦屋重三郎の生涯を紹介します。 蔦屋重三郎の略歴 寛延3年(...