新選組

新選組の歴史がわかる!結成から終焉までを一気に解説します(年表付き)

今回は、新選組が誕生してからの約5年間を中心として紹介します。 幕末に詳しくない方にもわかりやすく、興味深い逸話も織り交ぜつつ、いつものように私の独断と偏見も入った楽しい記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。 まず初めに新選組の主な歴史を年表で紹介し、後の章でそれぞれの出来事を詳しく解説しています。 新選組...
新選組

市村鉄之助 新選組副長土方歳三を敬愛した少年隊士の儚い生涯

明治2年(1869年)夏。 1人の少年が、多摩にたどり着きました。 それは、新選組副長・土方歳三の遺品を命がけで届けに来た市村鉄之助です。 彼が、土方の姉・のぶのもとへやってきたとき、土方はすでにこの世にはいません。 ですが、彼のおかげで土方歳三の姿は、今に残ることになったのです。 今回は、幼いながら土方歳三のもとで、...
平安時代

『光る君へ』紫式部とはどんな人?『源氏物語』の背景と才女の生涯を紐解く

光り輝くばかりの美しい光源氏と姫たちを描いた日本最古の長編小説『源氏物語』は、1000年以上たった今でも多くの方に読み継がれている名作です。 全54帖からなる大作を書き上げた紫式部とは、いったいどんな女性だったのでしょうか。 きらびやかな王朝文化の中を華麗に駆け抜けた才女だったのか、それとももっと違った人生を送っていた...
新選組

新選組沖田総司 病に力尽きた剣の天才は何を思う

沖田総司は、剣の天才と言われながら、労咳に侵され新選組から離れ、一人亡くなった悲運の若者と言われています。 新選組ファンの中でも土方歳三と並んで人気のある隊士です。 ドラマや映画、小説やコミックなど多くの作品にも描かれている沖田総司ですが、実際の彼はどんな人物だったのでしょうか。 今回は、沖田総司についていつも通り妄想...
歴史人物

黄表紙の元祖といわれた恋川春町とはどんな人物だった?

恋川春町は、江戸中期の戯作者兼浮世絵師です。 黄表紙(大人向けの風刺のきいた漫画)の先駆けといわれ、あの蔦重(蔦屋重三郎)を支えた1人でもあります。 今回は、武士と戯作者・絵師という二足の草鞋を履きながら、多くの人気作を描き上げた恋川春町の生涯を追ってみましょう。 恋川春町の略歴 延享元年(1774) 駿河で生まれる ...
おすすめ作品

映画『燃えよ剣』殺陣の迫力と臨場感に感動!ネタバレ少々あります

コロナ禍により、封切りが遅れていた『燃えよ剣』がやっと公開されました。 長くなりすぎた首を元に戻すため、さっそく見に行ってきました。 今回はその感想をちらりとお話ししたいと思います。 真っ先にお伝えしたいのは 臨場感、迫力、そして映像の美しさ。 2時間をゆうに超える長さなのに、それを感じさせないテンポの良さ。 ネタバレ...
歴史人物

京都鷹ヶ峰の芸術村を作った本阿弥光悦とはどんな人物?逸話やゆかりの京都も紹介

江戸時代初期、洛北鷹ヶ峰には、芸術村がありました。 絵師や蒔絵師、陶工や金工などの工芸家の他、筆屋、紙屋、織物屋など数多くの職人たちや風流を楽しむ豪族たちが住んでいた芸術村です。 出典:京都フリー写真素材集 その芸術村を作ったのが、今日紹介する本阿弥光悦です。 吉川英治氏の「宮本武蔵」に登場し、大河ドラマ「武蔵MUSA...
幕末~

規格外の公家 岩倉具視のエネルギッシュな人生を拝見!

『青天を衝け』では、山内圭哉さん演じる岩倉具視。 「京ことば」というより関西弁丸出しっぽい強烈なキャラクターが印象的です。 『せごどん』では笑福亭鶴瓶さん、『八重の桜』では小堺一樹さん。 これだけでも、岩倉具視の個性的な人柄がわかりそうですね。 本当のところ、岩倉具視ってどんな人だったのでしょうか。 今回は、岩倉具視の...
新選組

新選組局長芹沢鴨 暗殺された「悪者」の素顔とは?

新選組の内部抗争の果てに暗殺された新選組局長芹沢鴨。 京の町を守る立場でありながら、数々の乱暴狼藉を働き、新選組の評判を落とす「悪」とされています。 ですが、本当にそうなのでしょうか? 今回は、芹沢鴨の生涯を振り返りながら、彼の素顔と暗殺された本当の理由を探ってみたいと思います。 芹沢鴨 上洛するまでの経歴 芹沢の生い...
新選組

明治を生きた新選組隊士・中島登の『戦友姿絵』に込めた思いとは?

新選組の史料によく出てくる隊士たちの錦絵を描いたのが、今回紹介する中島登(のぼり)です。 新選組隊士として中島の名前が出てくるのは、大政奉還が行われた慶応4年(1867)10月頃ですが、実際はもっと早い時期から探索活動をしていたといわれています。 戊辰戦争後の謹慎期間中に描かれた『戦友姿絵』に、中島はどんな思いを込めた...