平安時代

『光る君へ』紫式部のライバルと言われた清少納言ってどんな女性だったの?

清少納言は、平安時代の女流歌人で、随筆家で、そして天皇の后である中宮・定子の教育係を勤めた女性です。一説には紫式部とライバル関係にあったとも言われています。 ところが、清少納言が書いた『枕草子』について、学校で習ったのはあの「春はあけぼの…」という一部分だけ。あまり印象に残りませんでした。 でも大人になって改めて読んで...
おすすめ作品

おすすめ本 「土方歳三の鬼謀」柘植久慶

歴史好きの人なら一度や二度は考えたでしょう。 「もしこの人たちが会わなければ」 「もし、この戦でこの人の作戦通りになっていたら」 「もしも」って面白いですよね。 「土方歳三の鬼謀」は、そんな想像をリアルに見せてくれる本です。 あらすじを簡単に 第一巻は鳥羽伏見の戦い。 新戦法で薩長軍と戦う土方率いる旧幕府軍。ボロボロに...
新選組

新選組を探る! なぜ新選組は人を惹きつけるのか? 新選組の魅力は?

新選組は、江戸時代の終わり、幕末と言われた時代に京の都を舞台に活躍した浪士の集団です。 新選組が京の町に屯所を持っていたのは、1863年3月から1867年末までの5年足らずです。 新選組局長近藤勇が処刑され、一番隊長沖田総司が病死し、副長土方歳三が戦死する時までを入れても歴史に登場していたのはほんの6年ほどです。 その...
奈良時代

この人が祟らなければ今の京都はなかった⁉悲運の貴公子早良親王の生涯とは?

日本には、三大怨霊としておそれられた人々がいます。 平将門 菅原道真 崇徳天皇 しかし、この三人に勝るとも劣らないほど恐れられた人がいました。 それが、早良親王(さわらしんのう)です。 実は、早良親王の恐ろしい祟りがなければ、京に都は移されなかったのです。 ですので今の京都があるのは、早良親王のおかげだともいえるのです...
新選組

悲運でつながった2人の新選組隊士 河合耆三郎と沼尻小文吾とは?

幕末最強の剣客集団と言われる新選組。 彼らの強さは、鉄の掟・局中法度があったからだと考えられています。 違反すれば、すべて切腹という厳しい法度のもと、多くの隊士が無念の切腹を遂げています。 中でもよく知られている人物が、河合耆三郎かわいきさぶろうではないでしょうか。 今回は、河合耆三郎と彼の切腹によって運命が変わってし...
幕末~

幕末悲運の皇女和宮の生涯とは? 夫家茂や篤姫との関係やゆかりの京都を紹介

皇女和宮は、徳川幕府と朝廷との関係を強く結びつけるために14代将軍徳川家茂との政略結婚を強いられた女性です。 ドラマでは、堀北真希さんや安達祐実さんが演じていた和宮は、悲しげな表情が印象に残っています。 無理やり徳川家に降嫁(皇女が後続以外の男性に嫁ぐこと)させられた和宮ですが、夫の家茂とは仲が良かったと言われています...
新選組

新選組局長芹沢鴨 暗殺された「悪者」の素顔とは?

新選組の内部抗争の果てに暗殺された新選組局長芹沢鴨。 京の町を守る立場でありながら、数々の乱暴狼藉を働き、新選組の評判を落とす「悪」とされています。 ですが、本当にそうなのでしょうか? 今回は、芹沢鴨の生涯を振り返りながら、彼の素顔と暗殺された本当の理由を探ってみたいと思います。 芹沢鴨 上洛するまでの経歴 芹沢の生い...
戦国時代

「どうする家康」徳川四天王の井伊直政は知勇兼ね備えたイケメン武将!

徳川四天王の最年少・井伊直政は、全力で家康に忠義を尽くした家臣です。 「どうする家康」では、美少年の板垣季光人(いたがきりひと)さんが演じていますが、実際の直政も超イケメンで、男性女性問わずモテモテだったそうで…。 それだけでなく、直政は非常に勇敢で智謀にも優れた武将でした。 今回は、ひこにゃんで有名ないい彦根藩初代藩...
出来事・事件解説

大奥の大スキャンダル・絵島生島事件 江戸の町衆も巻き込んだ事件の真実とは?

徳川7代将軍・家継の時代に起きた絵島生島事件は、そのセンセーショナルな内容に、江戸の町衆までも大騒ぎをするほどの大事件だったと言われています。 映画「大奥」では、仲間由紀恵さんが演じた大奥御年寄・絵島。 そして、西島秀俊さんが歌舞伎役者の生島新五郎を演じていました。 映画では、絵島・生島の哀しい恋と絵島の主人である月光...